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私のバイク歴




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2010年8月21日(土曜日)〜29日(日曜日)

ホクレンSSライダーキャンペーン2010に嵌ってしまった!?
北海道 フラックゲットツーリング
その1(21日〜25日編)

[プロローグ]
 まさかこんな事態になるとは!

オートバイライターにとっては憧れの北海道。
リーダーT氏の熱心なお誘いに吸い寄せられるように行くことになってしまった。

ところで、毎年北海道に行っているT氏にとっては、一つの大きな目標がある。
それは、北海道のホクレンというガソリンスタンドがライダーの為に行っているライダーキャンペーンというものだ。

              

今年は北海道を、道南・イエロー、道中・オレンジ、道北・ブルー、道東・グリーンという四ブロック・四色に分け、ブロックごとにフラックを1本/100円で販売するというライダーキャンペーンだ。
ライダーにとってこのフラックは北海道に行った確かな証。
我々の場合4色全てゲットすることが目標であった。
また、SSによっては独自のフラックを扱っている所もありそれも見逃せない。
この独自フラックも視野に入れ、今回正にこのキャンペーンに便乗し、北海道中をフラック探しに駆けずり回ったツーリングとなった。
観光よりフラッグ探しの旅と言ったほうが近いようなツーリングであった。

北海道へはフェリーを使うのが常。しかし、決断が遅かったため土日ETC接続のフェリーは既に満杯。仕方なく大間→函館・津軽海峡フェリーを利用することにした。船橋から840knのはるか彼方の距離であった。



@21日早朝自宅出発。壮絶1007kmを走破!!

行程:船橋⇒東北自動車道⇒八戸自動車道⇒大間ー函館・津軽海峡フェリー⇒北海道虻田郡豊浦海浜公園キャンプ場

急に決まった北海道ツーリング。
今回4人のツーリング仲間と現地集合という形でそれぞれの出発となった。
自分の場合、リーダーのT氏と苫小牧フェリー埠頭22日11時合流という予定であった。
従って、今日の目標は、北海道虻田郡豊浦海浜公園キャンプ場まで行き倒れ覚悟で行くことにした。
果たして到達できるかどうか。天気との兼ね合いでたいへん不安な出発でもあった。

天気は上々。21日深夜午前1:50息子に見送られ自宅出発。

              
                       息子に撮ってもらい出発

R16号から東北自動車道・高槻インターへ。
一時間強で高槻インターへ到着。一路青森県・大間を目指した。

東北自動車道で何度か休憩しまた燃料補給をしながら八戸自動車道へ進み、最終出口は下田百石ICで降り、下北半島をむつ・大間と目指した。
大間発のフェリーは14:20。出航時間の40分前に到着。何とか間に合った。
ここまで既に840kmを走っている。だいぶ疲れが溜まり始めている。フェリーは2時間弱の船旅。少しでも疲労を回復させるため、航海中景色を見ることなく横になっていた。だいぶ体が軽くなってきた。
4時函館上陸。コンビニで定番のお握り・パン・お茶を買い豊浦を目指した。

貧乏旅行なので高速を使わずR5号を北上。
幸か不幸か行けども行けども信号が少ない。北海道の時間単位は1時間60kmと言われている。
豊浦へは18:50頃到着。167kmの距離を2:35で駆け抜けたことになる。
何という早さだろうか。本州では考えられない巡航スピードだ。これなら遇えて高速に乗る必要もない。

ところでフラックだが、この辺のフラックは全て売り切れ。道南でのイエローフラックがまだ入手できていない。明日からイエローフラック奪取のため本格的捜索となる予定。

到着後、霧雨の中テントを設営し、温泉施設しおさい・レストランで食事をし、次いで温泉へ浸かった。
食事はホタテ定食\980を注文。衣であげられた大きいホタテが4ツ盛。ボリュームたっぷりで980円は安いと大満足。またここの温泉は中が広くお湯温もいろいろで低温好きの自分には絶好の温泉であった。
雨の心配があったが22:30就寝。子供達の声や花火の音と共にあっという間に深い眠りについた。

              
                   翌日朝のキャンプ場。荷物をまとめ出発へ

●本日走行1007km



A22日 友人と苫小牧フェリー埠頭で合流

虻田郡・豊浦海浜公園キャンプ場⇒苫小牧⇒中川郡・びふかアイランドキャンプ場


5:00起床。11時に苫小牧フェリー埠頭でT氏と合流なので多少時間がある。
昔尋ねたことのある洞爺湖を一目見ようとハンドルを切った。

荷物をまとめ7:00出発。
途中コンビニで定番のお握り・パン・お茶を購入。
洞爺湖キャンプ場駐車場で朝食をとった。
洞爺湖では朝からモーターバイクが唸りを上げていて、煩さとうっとうしさを感じた。ここに泊まらなくて良かった思った。
洞爺湖東側を半周し、オロフレ峠を目指した。
オロフレ峠のRは結構楽しい。緩いRときついRが続く。しかし、峠前後のコーナーは進行方向に10p間隔で多数の溝が掘ってある。この溝にはまると車体やハンドルがとられる。ちょっと怖い感触が残る。
登別が近づくと硫黄の臭いとともに道幅が広くなり、走りやすくなる。

    
    見晴らしの良い所を見つけパッチリ        T氏が乗っているフェリーが入港してきた。

R36号を苫小牧方面に。
信号の少ない国道で着実に苫小牧に近づいていくのがわかる。
苫小牧フェリー埠頭へは10:30到着。
暫く待っていると船はすぐそこまで近づいていた。
定時の11時には船から車が吐き出されるように降りてきた。
携帯で連絡を取り合い無事合流。
これからフラックゲットのため本格的走行が始まろうとしていた。

ホクレンSSに2件立ち寄ったがさすが北海道。日曜日ということもあり人里はなれたSSは休業中。
この間も結構走っている。
三軒目のSSに期待を背負いながら進路をホクレン千歳SSへ。
住宅地の中のSSの為、中々見つけることが出来なかったが、さすがT氏のバイクナビ。ついに見つけ当てた。満タン給油で、イエローフラック3本をゲット。直ぐ1本をバイクのリヤに取り付けさっそうと出発した。

千歳からは道中自動車道に入り、昼食を岩見沢Pで済ませた。
北海道にきたからには味噌ラーメンと迷うことなく注文。パーキングのラーメンも中々の美食であった。
地元ライダーの方と知り合い現地情報をゲット。ついでに写真を撮って頂いた。

              
                         岩見沢パーキングで

既に道中に達しており、オレンジフラックゲットの為深川ICで一旦降りた。
ホクレン深川SSで給油。見事オレンジフラック3本をゲット。ここでバイクにイエローとオレンジフラックがたなびくことになった。
給油後、再び深川ICから高速に乗り、一路美深に向った。
高速は、上川郡士別剣淵ICが終点。ここから美深までは約51km。約1時間半の行程だ。
三人目のH氏とは、美深キャンプ場で合流することになっている。そのため夕食は豪勢にいこうということにらなり、途中、名寄のスーパーで焼肉パーティー用の食材を購入。
H氏と連絡をとりあったら既に到着しており我々も含めてチェックイン済みという気の利いた対応に感謝。おまけに北海道米があるので今夜のご飯を炊いておきますという知らせに感謝。
17:50美深キャンプ場に到着。
我々より一週間も早く出たH氏の歓迎を受けた。

テント(マイホーム)を建て、早速夕食の支度を・・・

    
 バイクの側にテントが建てられ大変便利であった。     豪勢?な夕食は焼肉パーティー

3人で焼肉4パックは死ぬほど食べられ大満足。H氏の美味しいご飯とのコラボは最高であった。
食後、併設しているびふか温泉で今日一日の汗を流しサッパリしたところで、雲の隙間から月と星が顔を出し、天体観察ショーとなった。どうやら晴れている場所はこの辺のみという感じだった。
就寝は23時前。美深は大人のキャンプ場という感じで、静けさの余りあっという間に眠りいってしまった。

●本日走行 472.3km



B23日 R275ワィディングロードとサロベツ原野

びふかキャンプ場⇒R275⇒R239⇒R232⇒県道106号オロロンライン(サロベツ原野)⇒納沙布岬⇒レッドバロン・バイクステーション稚内(宿)

今日は雨の心配があった。雨の中のテント撤収は苦労するので、レッドバロン・バイクステーションに宿を手配することになった。

4:50起床。ツーリング中の朝はいつも早いのです。
荷物をまとめ6:45出発。給油の為美深ホクレンSSで開店を待っていたが、7時になっても空かないので諦めてノン給油で出発。

R275は景色も抜群で素晴らしいワィディングロード。また対向する車も殆んど無く貸しきり状態。

    
    R275  路上にバイクを止めハイポーズ           朱鞠内湖畔PAで一息

R239は道幅は若干狭く、道路も荒れており、R275よりは落ちる感じ。しかし、ワイディグロードとしては申し分ない。苫前町にホクレン苫前SSがあり、やっとここで給油した。
ここからは日本海を左手にオロロンラインを北上することになる。今回のメインテーマ・お楽しみの一つである。

R232は日本海の直ぐ脇を走る国道で風景も素晴らしい。
遠別川からは開拓農道町道浜更岸線に入る。この農道は見渡す限り気持ちの良い一直線。殆んど車の通りが無くこんなことをしていても何の問題もない。さすが北海道だと思った。

    
                ここは交通量が少ない為こんな芸当も出来る。

R232から県道106へ。いよいよサロベツ原野を走ることになる。
日本海には、利尻島や礼文島の姿がハッキリしてくる。以前利尻島に渡ったことがあるが、その記憶が蘇ってくる。              
              
                    サロベツ原野から利尻島を望む

この付近で雨に当たった。道の駅に寄りカッパを着て出発したが、ものの5分とたたないうちに空が明るくなり、雨は上がってしまった。今回唯一の雨となった。

道道106号から道道254号に、ついにノシャップ岬までたどり着いた。
昼食の時間だったので、岬の手前“樺太食堂”に入り、名物三色丼を注文した。
昼時だったせいか、お客も多く、関西のお姉ちゃんがひときわ賑やかだった。

    
       この樺太食堂は有名だという。             三色丼のご飯が多い

三色丼の中身は、ウニ、イクラ、ホタテ貝柱、カニが入り、その他に味噌汁と海老、大根がついて2625円也。丼の底が大きくご飯がびっしり詰まっていて平らげるのは大変。量が多くとても美味しかった。

ノシャップ岬を見学後、時間があるので稚内公園に立ち寄った。
急な坂を百年記念塔までいっきに駆け上がると日本海からオホーツク海まで一望できる丘にたどり着いた。確かに地球の丸みが見える気がしてくる。絶景である。

       
          撮るのに一苦労でした。           濃厚な味のソフトは美味しかった。

百年記念塔からの帰り、お土産やさんに立ち寄りソフトクリームを注文。海を見下ろす丘の上のソフトは濃厚な味で中々美味しかった。

稚内市内のホクレン稚内SSで給油を行い、ブルーのオリジナルステッカー付フラック3本をゲット。都合イエロー、オレンジ、ブルーの三色が集まった。後はグリーンのみ。

15:00今日の宿泊地レッドバロン・バイクステーション稚内に到着。受付を済まして各自の部屋で暫く休憩。洗濯機と乾燥機が無料で使えるので溜まった洗濯物を洗濯、その間シャワーを浴びリフレッシュした。
天候が悪くならないうちに夕食の買出しに出かけ.ることにした。
偶然セイコーマートという、北海道全域にあるコンビニ風の小型スーパーマーケットを利用。この店はコンビニと比べてとても安く品揃えが豊富であることから、北海道滞在中はよく利用させてもらった。
メニューは、とんかつ弁当やカップめん、ドリンク類で、レッバロンの休憩室で食した。
サァ、後は寝るだけ・・・

●本日走行299.7km



C24日 道東に向けて・・・

稚内⇒宗谷丘陵⇒エサヌカ線⇒サロマ湖⇒北見/レッドバロン・バイクステーション北見(宿)

本日の天気予報も余りよろしくないので、レッドバロン・バイクステーション北見に宿を予約しておいた。
今日は距離的に楽勝ムードとみていたが、宗谷丘陵で遊びすぎ時間的余裕が少なくなっていった。
まず定番の宗谷岬・日本最北端のモニュメント前で記念撮影。沢山のライダーが来ていた。
ここのお土産やさんで、宗谷岬最北端の地到達証明印入りフラックを200円で購入。以後このフラックが中央に付くことになる。

    
       日本最北端のモニュメント               ホクレン・フラッグ4色

既にホクレン・フラックは全色ゲットしているが、グリーンは友人から譲ってもらったがこれから道東で本格ゲットする予定だ。

宗谷岬から丘陵の牧草地の中を道が続き、日本ではないような風景が続く。
野生の鹿を見かけたりした。

    
        風光明媚な宗谷丘陵            普段ハーレーに乗っているというお姉さま

宗谷丘陵で突然お姉さまに声をかけられた。
彼女は、北海度ツーリング中交通事故にあいバイクでのツーリングを断念。ご本人自身負傷を抱えながらもレンタカーで周っているという悲しい事情があった。この後の連絡はとれないが如何だったのでしょうか。“愛望クラブ”HPみましたよ!ハレー軍団で凄い迫力ですね(^^

R238号線を南下し、エサヌカ線に入った。西の開拓農道町道浜更岸線と共に、地平線に伸びる直線道路は北海道の雄大さを改めて教えてくれる。でも意外と交通量が多いので、写真のようなポーズには要注意。

    
          ここも一直線                 じつは交通量の多いところ。命がけです。

その後、クッチャロ湖畔に立ち寄り、ここからR275線沿い幻のラーメン屋さんを求めて30km程走ったが見つからず、諦めて道道120号線を南下。ところが山間を走るこの道がとても面白くかなりストレス解消となった。
R238号に入ってからはひたすらサロマ湖を目指した。

次の目的地はサロマ湖。北勝水産のホタテバーガーが目的。長い道程だったが17:15やっと到着。しかし、17時でお店はクロス。これを食べるために東京から来たと何とか頼み込んで3人前をゲット。良かった(^^;

    
        北勝水産ドライブイン           ホタテバーガー。ホタテの貝柱が2本入っている

確かに美味しかったが味が薄味。何となく物足りなさを感じたのは自分だけでしょうか。1コ350円也

今日の宿泊地はレットバロン・バイクステーション北見。19時まで入らないとキャンセル扱いになるので駆け足ダッシュで向っていく。
18:30頃余裕で到着。チェックインを済ませ、4人目のO氏と北見駅前ロータリーで合流。これで全員が揃った。全員揃った所で夕食の為、いつも寄るという“ラーメン久楽北見店”で劇美味ラーメンを食した。濃厚な味噌味がたまらなく美味しかった。そして4人の再会を祝った。

              
                超お勧めの味噌味ラーメンとチャーハンセット 980円也

食後コンビニで買い物し、O氏はビジネスホテルへ。我々はレッドバロン・バイクステーション北見まで戻り、就寝した。
明日からはいよいよ待望の道東探索が始まる。

●本日走行 330.4km



D25日 バイク野郎憧れの知床峠

北見⇒美幌峠⇒硫黄山⇒斜里⇒ウトロ⇒知床峠⇒羅臼⇒開陽台⇒田和平キャンプ場

6:30起床。バイクステーションの中は、これから旅立ちを迎える方で賑やかだった。
7:40出発。8:00に北見駅前でO氏と合流。これから4台での旅が始まる。
一路、美幌峠に向った。
美幌峠は、いたってシンプルな道路。峠の駐車場からは、北に北見の街並み、南には屈斜路湖の素晴らしい風景が堪能できる。沢山のライダーが素晴らしい風景に見入っていた。

    
          美幌峠駐車場にて                美幌峠から少し下った所で

ところでここは道東。グリーンのフラッグをまだゲットできていない状況。
丁度ガスを補給しなければならず、ホクレン川湯SSで給油した。そしてグリーンフラック3本をゲット。
これで全てのカラーが揃うことになった。バイクの後ろも賑やかになってきた。

我々の仲間H氏は大相撲撮影のプロの写真家である。その大相撲記念館が川湯温泉にあるというので立ち寄ることにした。氏が送った写真も展示されているという。そこで暫し休憩となった。

リーダーのT氏は北海道ツーリングの大ベテラン。このような撮影ポイントで止まってくれるので大助かり。

    
       硫黄山を望むパーキングで            知床・オシンコシンの滝で

一時間強でウトロ付近に到着。
丁度昼時なので磯料理熊の家というレストランで海鮮ラーメンを食べた。海鮮というからには魚介類が乗っているのかと期待したら、海老とカニ肉だけだった。とりあえずアップ。

              
                 味は塩系でマアマア美味しかった。大盛り980円也

さて、昼食が終われば峠超えだ。
以前から知床峠は面白いと思っていたので大張り切り。
しかし、後でとんでもない事が待ち受けていようとは全く知る由もなかった。

4台は快調に知床峠のアプローチを昇り始めた。
ふとミラー越に振り返ると、グループ後者のハーレーが4輪車のBMWに煽られているではないか。
こうなると突っ走りたくなる性分。グループ3台を尻目に猛烈ダッシュ攻勢。
あっという間にグループのバイクとBMWは視界から姿を消した。
峠に到着後暫く待っていると、まずBMWが姿を見せた。次いで我々のグループのバイク集団が…
あ〜ヤッパリ抜かれたか。と思わず悔しくなってしまった
皆様スミマセン。勝手な行動をとってしまって(^^;;
途中の雄大な景色は全く覚えていない。道のみしっかり頭に入っていた。

    
         知床峠の駐車場にて                   知床峠証拠写真

サァ峠道後半は下りのワィディング続く。期待に胸膨らませ4台で静かにスタートした。
しかし前方のコーナーを見るとどうにもこうにもコーナーの虫が湧いてくる。
仲間からは先行っていていいよ。と言われていたので、思わず突進スタート。
コーナー付近までフル加速。
コーナー手前で大減速。
コースは左コーナーの場合アウトインアウト。右コーナーの場合アウトアウトイン。
そしていずれもコーナー中間からフル加速。
勿論一般公道なのでその辺は控えめに…
途中リッターバイク1台と車数台を抜き去り、風景もそこそこ、あっという間に羅臼の町に到着。
なんと短い峠越えであったことか。
しかし、仲間のバイクが待てど暮らせど来ない。
どうなっちゃったんだろうと心配していたら、30分後ようやく降りてきた。
上でコーナリング撮影会をやっていたという。
自分のことを省みず、事故でなくて本当に良かった。と思った。

ところで、CB1300SBの後輪タイヤを見たところ、しっかりあった溝が何と右側中間が完全に消えていた。またセンターも消えかけている。昨日まではしっかりあった溝が…

             
                   なんと言うことだ。タイヤの溝がない

あと2500km以上走らないと家に帰れない。
重い荷物を背負って峠道を攻めた報いがこれだ。
この後、毎日のようにチャックしていったが、日に日にセンターの溝が無くなり、バーストの危険さえ生じてきた為、ホンダドリーム札幌店でタイヤ交換を予約。新品タイヤで家に帰ったことは言うまでもない。
新品タイヤ交換 約33,000円也。あ〜出費が痛かった。

羅臼からR335を下り、R244へ。道道774号線に入り、ホクレン川北SSで給油した。
勿論、オリジナルフラックゲットの為だ。
ここで初めて標津オリジナルフラックをゲットした。

             
              微妙に赤っぽいフラック。これ1本のみしかない。貴重品

何とかわいらしいフラックだろう。三頭の牛のお尻が見事。こちらを振り向いているのが尚可愛らしいと…
しかし一本のみ。これはバイク後部に付けるわけにはいかない。大事にしないと・・・

それから道道975号線に入り開陽台まで進んだ。
開陽台手前の北十九号線は、地平線に向って延びる一直線の道路だ。

       
              ツーリングマップルの表紙の場所  やはり私もミーハーでした。

ツーリングマップルの表紙を飾っていて何処となく見慣れてはいるが、現地に立つと不思議と嬉しさが込み上げてくるライダー憧れのロードだ。ついに“たどり着いた”という感じだった。

この先の開陽台に昇ってみると、360°地平線がみえる。とてつもないスケールだ。

             
                           遠くに虹が・・・

そして、遠く東に虹が歓迎しているかのように見えていた。
ここも沢山のライダー達で盛況だった。

そして次は本日のベースキャンプ地多和平へと進んだ。
ここも360°見晴らしの良い多和平キャンプ場には二泊する予定だ。
ここをベースに道東を観光する予定になっている。

まずマイホームを設営し、それから多和平レストハウスでデナーを頼んだ。
ここの名物は“ビーフカレー”だ。

    
 この後もレストハウスのテラスをちゃっかり借用      お勧めはビーフカレーサラダつき

カレールーの真ん中に柔らかな牛肉の塊が入っている特性カレーで味も中々のもの。
大盛りのせいもありお腹一杯の大満足。美味しかった(^^

キャンプ地は、背丈の高い草地で夜間は露でベットリ。サンダルも水でグッショリ。
暫くテラスで談笑した後、マイホームで就寝となった。

●本日走行 312.5km



その1が終了しました。
続いてその2をご覧下さい。